いちばんコワいこと

 


「生きていくのが辛くなった」という文章を最近よく見ますが、
基本的には、生きていることは辛いのが普通なので、そういうことに今更ながらに気が付いた、
という言外の部分が省略されているのだろう、と解釈しています。

生きていると、人から良く思われたい、とか、良い生活がしたい、とか、愛されたい、とか、
いろんな煩悩に苛まれます(一般的に)。

こういった欲望と言うのは、これで満足、ということはない(これ以上ない良い生活、世界中の誰からも
愛され、全員から尊敬されている状態、なんてことはありえない。一般的に)ですから、
結局いつまでたってもこういった煩悩に苛まれ、それが満たされないと「辛い」と思ってしまう仕組みに、
どうやらなっているようです。人間と言うのは(一般的に)。

僕も、いつも煩悩に苛まれています(人並み以上に(笑))。

辛くなったら、

「これも、死ぬまでの我慢だ」

と思うことで、なんとか乗り越えています。今のところ。

死ぬより行き続ける事のほうがよほど辛い、と言うことは皆さんご存知の通りですが、
「人類」と言う生物種としては、辛いから、といって簡単に死なれてしまっては困るので、
本能として死を恐怖と感じて避けるようにプログラムされていますから、厄介です。
くだらないと思いつつ、ついつい生きながらえようとしてしまいます。

で、常々思うに、この世でいちばんコワいことは、

「不死の病にかかること」(「不治の病」ではないですよ)

じゃなかろうか、ということです。

これは、想像するだけで、絶望の底なし井戸に放り込まれたような気分になります。
コワいなぁ。


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